日本人の視力
近頃は日本人の視力の低下がとくに大きく問題視されています。
最近では小学生でも眼鏡をかけている児童をたくさん見かけるようになってきていますが、中学生ではさらに多くなっているのではないでしょうか。
数十年前では眼鏡の児童が珍しいという感覚が広まっていましたが、それが現代では当たり前になってきています。
その原因は食事の栄養バランスや運動不足・環境の変化への対応にあるようです。
特に食事の面においては、油脂分によるカロリー過多そして野菜の不足などが大きく指摘されています。
欧米化の影響で日本古来の生活の智恵が活かされたものが、すっかり様変わりしているということも日本人の視力の低下原因となっているのでしょう。
そこへ運動不足が重なり、小学生の頃からテレビやゲーム・パソコンなどの液晶画面に釘付けになる習慣がついているのです。
これは両親や学校の先生たちの猛省をうながすことが必要といえるでしょう。
日本人の視力低下に関しては文部科学省がすでに、小学生および中学生で半数前後が視力1.0以下に落ちていることを公表しています。
青少年のうちに近視になってしまうと、将来的に強度の近視・乱視・さらに早期の老眼につながってしまい、最悪は網膜剥離障害などを引き起こす原因にもなります。
視力の低下の影響は就職活動へも影響をきたしています。
日本の官公庁や民間の企業では、職業上の理由によって裸眼の視力が0.8以下での採用が困難な例などがいくつもあります。
目が見えなくなってきたからと言って安易にコンタクトを付けたり、眼鏡をかければよいなどというような考えを決して持たないよう、一人ひとりが心がけることが大切です。
また、欧米化されたカロリー過多の食事の見直し、そして眼のために遠くを眺めつつのウオーキングなど、できることから毎日続けていきましょう。